2007年06月04日
メンテ曜日: フロントフォーク オイルシール交換
ようやく更新しました。。。。(汗

とりあえず、MOTO-1タカタラウンドは無事終了し、好成績を収めることが出来ました。
(レースレポは、たか@君のブログにて→http://atentry.ikamaika.net/c340.html )
これから暫らくは、前から依頼されている「SUS441パーツ」の製作に打ち込めそうです。
お待たせしている皆様、ゴメンナサイ。。。。
けっこう貯めていた「KSRメンテネタ」ですが、そろそろ在庫も底着きで、
イロイロまとめて、原稿を書かなくてはイケナイ状態になってきました。
(今までのメンテネタの多くは、書き貯めしておいて時期を見て出していたんです。)
そんなわけで、今回の「KSR フロントフォーク オイルシール交換」ネタで、原稿は在庫終了。
・・・っていうか、よく見たら書きかけだし・・・(爆
KSRの「フロントフォーク オイルシール交換」は、ある意味KSR乗りにとっての最終鬼門の1つであり、
コレが出来るようなら、殆どのメンテナンスが出来るようになっている・・・といっても過言ではありません。
(それくらい、車体・エンジンともにトラブルが多いマシンです。)
鬼門となる最大の理由は、「上手く交換が行える“専用工具”が無い」って事だと思います。
純正のフォークシールドライバーは使い勝手が悪く、安売り工具店でもソコソコ高い値段で売られています。
ですが、私が使っている「シールドライバー」は、総額:1200円程度のDIYツールです。
この安くて便利なDIYツールと、シール交換の手順なんかを紹介したいと思います。
でも、画像&原稿はコレカラなんで、詳細は少し待ってくださいね~
( 続きを読む と表示されていたらクリックしてください。)→

とりあえず、MOTO-1タカタラウンドは無事終了し、好成績を収めることが出来ました。
(レースレポは、たか@君のブログにて→http://atentry.ikamaika.net/c340.html )
これから暫らくは、前から依頼されている「SUS441パーツ」の製作に打ち込めそうです。
お待たせしている皆様、ゴメンナサイ。。。。

けっこう貯めていた「KSRメンテネタ」ですが、そろそろ在庫も底着きで、
イロイロまとめて、原稿を書かなくてはイケナイ状態になってきました。
(今までのメンテネタの多くは、書き貯めしておいて時期を見て出していたんです。)
そんなわけで、今回の「KSR フロントフォーク オイルシール交換」ネタで、原稿は在庫終了。
・・・っていうか、よく見たら書きかけだし・・・(爆
KSRの「フロントフォーク オイルシール交換」は、ある意味KSR乗りにとっての最終鬼門の1つであり、
コレが出来るようなら、殆どのメンテナンスが出来るようになっている・・・といっても過言ではありません。
(それくらい、車体・エンジンともにトラブルが多いマシンです。)
鬼門となる最大の理由は、「上手く交換が行える“専用工具”が無い」って事だと思います。
純正のフォークシールドライバーは使い勝手が悪く、安売り工具店でもソコソコ高い値段で売られています。
ですが、私が使っている「シールドライバー」は、総額:1200円程度のDIYツールです。
この安くて便利なDIYツールと、シール交換の手順なんかを紹介したいと思います。
でも、画像&原稿はコレカラなんで、詳細は少し待ってくださいね~
( 続きを読む と表示されていたらクリックしてください。)→
みなさん内容を更新しないブログを毎日見ていただき、ありがとうございました。
どんなスゲー内容なの?と期待を膨らませてしまいましたね。
ツマンナイ内容だったらゴメンナサイ。
これでも、仕事終わったあとにチョコチョコ書いていましたが、
あらためて文章を書くって難しいと実感しました。
引っ張ってスイマセン。 それでは本文ど~ぞ。
*************************
TOP画像は、今回取り寄せた新品部品の一覧です。
今回は、ヤフオクでゲットしたKSR-2用インナーチューブに、予備で持っていたアウターを取付け、レースのスペアフォークを組み上げる事にしました。
(僕らだけじゃなく、STクラスに参戦している方へも貸せるように、今回は内部加工は無しです。)
一番上はKSR-110のトップキャップです。
110純正は金色鍍金がカッコよく、「14mm6角ヘッド」は、KSR-2の「1/2差し込み口」よりずっと工具の幅がひろがりますし、なにより「黒く・錆びやすく・高い」KSR-2純正の『半分以下の値段』である事が嬉しいです。
我々2ストKSR乗りにしてみれば、(タイ製の)兄弟車ができたことで、(直接「性能」に結びつかない)共通・互換性がある物が多く含まれ、安く・安定して部品が供給してもらえる事は、生産終了後10年を迎えようとしている2ストKSR勢にとって、この上ない喜びです!
これから2ストをレストアしようとお考えの方達は、110のパーツリストにも目を運んでくださいね!
僕も使えるものは、積極的に取り入れていくつもりです。
その下、右上からインナーチューブ上に取付ける「ピストンメタル」
アウター側に打ち込む「スライドメタル」、メタルとオイルシールの間に入っている「ワッシャー」
左上はトップキャップのO-Ring、ダストシール、一番下が今回の主役「オイルシール」です。
手始めに、中のオイルを抜く訳ですが、効率的なやり方は過去ログにありますので、オイルの抜き方・入れ方は前もって読んでおいてください。もちろんサービスマニュアルもよく読んでくださいね。
とりあえずオイルを抜いたら、ダストシールとフォークアウターの間に少しだけ「マイナスドライバー」を差し込み、シールが浮いてきたら指に力を入れ、ダストシールをアクスル側へと押し下げます。

続いて、フォークを逆さまに持ってアウターチューブ内側の「サークリップ」を外します。
サークリップ外しに便利な、「先曲げニードルピン」が無かったら、「精密ドライバー・マイナス」を代用して、インナーチューブを傷つけないよう「クリップの合口付近」にツールを引っ掛け、端の部分からスルリと外します。
サークリップが外れたら、インナーチューブを傷つけないよう「ピストンリング」を外す要領でインナーから抜き取ります。
クリップが外れたら、マニュアルどおり「インナーとアウターを両手で持ち、底当てまで2~3回勢いよく引き抜くこと」で、シール・メタル類が外れてきます。
外れたら、インナーチューブ上端の「ピストンメタル」の合口から、これまたピストンリングを取る要領で外します。そしたら、スライドメタル・ワッシャー・オイルシール・ダストシールと外します。
ダストシールは「破れや捲り上がり」が無ければ再利用可能ですが、長く使ってブレーキの粉などが強く付着しているようなら、交換した方が良いでしょうね。
サークリップやワッシャーも、錆びや傷が入っていなければ基本的には再利用可能です。
それ以外の、メタル・オイルシールは交換部品です。
全ての部品を外したら、アウターチューブは中も外も、パーツクリーナー等でキレイに洗浄します。
インナーチューブは、ストローク部分に「飛び石の傷や錆び」が無いか、素手でさわってチェックします。
もし打痕や錆び(点に近い極小さな錆び)があったら、防錆剤を吹きかけ1000番くらいのペーパーで「チューブに対して横方向」に回転させる要領でペーパーを当てます。
指で触って凸方向に感触が無くなったらOK。
決してストロークと同じ「縦方向」にはペーパーを掛けないよう気をつけてくださいね。
ペーパーを掛けたら、コンパウンド・ピカール等で磨いてピカピカになるまで修正します。
ピカピカになったら、乾いたウエスで更に磨きをかけ、最後にコンパウンドの粉をパーツクリーナーよく洗い流したら修正は完了。
でも、あんまりヒドイ錆びは、取り返しがつかなくなる前に潔く交換してくださいよ!
次にピストンメタルが治まる部分にもペーパーを掛けます。
これは段つきをRにするのではなく、あくまで「バリ取り」程度にしてください。
ここのピン角は鋭くて手もオイルシールも切りやすいのですが、念入りにやり過ぎて角が丸くなるまで行う必要はありません。こちらも最後はクリーナーでキレイに洗い流して下さい。

そしたら今度は、この部分にビニールを被せるか「絶縁テープ」等を巻きつけ、ピン角を保護します。
保護した部分に、フォークオイルを少量塗布して、次のシール・メタルがスムーズに入るよう一手間掛けます。
同じように、組み込むメタルやワッシャーにも少量のオイルを塗布し、シール類にはリップにグリスを塗っておきます。

そうしたら、ダストシール・オイルシール・ワッシャー・スライドメタルの順にインナーチューブへと組み込みます。組み込む順番をもう1度確かめたら、ビニール・テープを剥がして、ピストンメタルを組み付けます。
この時、フォークのメタル受け部分に「テープの糊や、ビニールの切れ端」が付いていない事を確認します。
さて、これから「スライドメタル」をアウターチューブに打ち着ける訳ですが、ここで私のオリジナルツールの登場です。

といっても、近所のホームセンターで売っている「塩化ビニール管」を切っただけ(笑
それをホースバンドで巻いて、少し径の大きな「鉄のクランプ」で締めてウエイト代わりにしてるんです。
このクランプも、ホームセンターで鉄パイプをクランプする為の物で、先ほどの塩ビ管とあわせて、約1200円!
専用シールドライバーも持っていますが、過去10数回のシール交換にはコレを用いて行っています。

その塩ビ管をスライドメタルとワッシャーの間に入れ、10数cmほど離した所から、勢いつけて振り下ろせば、ものの3、4回でアウターに完全に打ち込めた音がします。
(始めはコツン・コツン・・・という鈍い音から、「パキンッ」という金属質な音がしたらOKです。)
たまに「シールが最後まで打ち込めず、プラハンで叩きまくってようやく入った。」という話を聞きますが、これはたぶん、この「スライドメタルから」打ち込まず、「オイルシールごと打ち込んでしまった」からだと思われます。
マニュアルどおり・・・というか通常のメンテ手順どおり『スライドメタル』を打ち込んだ後に、オイルシールを打ち込めば、このような簡単なツールでも、意外と楽に打ち込む事が可能です。

と言う事で、メタルを打ち込んだらワッシャーを置き、オイルシールがアウターに
対して水平になっているのを確認し、先程と同じように塩ビ管をセットして、ウエイトごとスライドさせシールを打ち込みます。
オイルシールが「完全に打ち込めた」かどうかを確認するのは、初めに外した「クリップ」の溝がアウターの内側に見えてきたらもうすぐ・・・そして、溝が完全にシールの上に位置し、クリップがパチリと入ればOKです。

あとはダストシールをはめ込んだら、シール交換は完成。
のこるオイル注入の手順は、過去の「メンテ曜日:フォークオイル交換」の項を読んで下さい。
http://sus441.ikamaika.net/d2007-04-14.html
ここで、今回使った塩ビ管の加工方法などを紹介します。

塩ビ管は、内径30mmの物を用意します。
DIY店では短かく切った物も置いてますので、50mmくらいあれば十分でしょう。
それをノコギリで縦に半分に割ります。

そうしたら、割った所はもちろんのこと、打ち込み側の「内側の面取り」を十分に行います。

KSRのオイルシールは、内側のリップ部が意外と立っているので面取りを行わないと、
オイルシールをダメにしてしまいます。割った片方をあてて見てリップに干渉しなければ良いでしょう。

ホースバンドも、DIY店の水道周り・園芸コーナーなどに安く売っている物で十分です。
ウエイトは、やや大型のDIY店じゃないと見つけ難いかもしれません。
ボルト・ネジ置き場、金属部品コーナー、足場備品コーナーなど、鉄のパイプをクランプさせる物であれば、画像の物と同じじゃなくても、代用可能だと思いますよ。
年をとって硬くなった頭をよ~く働かせて、GOODな物を見つけて下さい(笑
そうそう、この原稿を書いている最中に別件でDIY店に行ったら、段付きの塩ビ管がありました。
塩ビ管の内側に差し込むタイプですので、これだとウエイトが下にズレ込むことは無いでしょうね。
頭を使って、根気よく探せば、僕が作ったものよりもっと良い物があるかもしれません!

タイヤ交換の時もそうですが、なにも高額な「ビードブレーカー」を購入しなくとも、耳は落ちるんです。
年をとって、ある程度フトコロに余裕があると、スグ安易に「高価な専用ツール」を購入する事ばかり考えてしまいがちですが、子供の頃・・・牛乳パックや割り箸でオモチャを創造した時のようなヒラメキを持って、趣味のミニバイクに打ち込めたら、「これがなきゃ○○が出来ない・・・・」 と思ってる事も、案外簡単なDIYツールで作業できるかもしれませんよ。
ただし、専用ツールが必要な所は「ある程度、整備知識がある人」が行う事が前提となっています。
安易に「力任せ」の整備では、取り外したものの「破損」してしまっては、元も粉もありません。
アイデアツールを作るとき同様、よ~く構造を理解してから取り掛かってくださいね。 ではでは。
どんなスゲー内容なの?と期待を膨らませてしまいましたね。
ツマンナイ内容だったらゴメンナサイ。
これでも、仕事終わったあとにチョコチョコ書いていましたが、
あらためて文章を書くって難しいと実感しました。
引っ張ってスイマセン。 それでは本文ど~ぞ。
*************************
TOP画像は、今回取り寄せた新品部品の一覧です。
今回は、ヤフオクでゲットしたKSR-2用インナーチューブに、予備で持っていたアウターを取付け、レースのスペアフォークを組み上げる事にしました。
(僕らだけじゃなく、STクラスに参戦している方へも貸せるように、今回は内部加工は無しです。)
一番上はKSR-110のトップキャップです。
110純正は金色鍍金がカッコよく、「14mm6角ヘッド」は、KSR-2の「1/2差し込み口」よりずっと工具の幅がひろがりますし、なにより「黒く・錆びやすく・高い」KSR-2純正の『半分以下の値段』である事が嬉しいです。
我々2ストKSR乗りにしてみれば、(タイ製の)兄弟車ができたことで、(直接「性能」に結びつかない)共通・互換性がある物が多く含まれ、安く・安定して部品が供給してもらえる事は、生産終了後10年を迎えようとしている2ストKSR勢にとって、この上ない喜びです!
これから2ストをレストアしようとお考えの方達は、110のパーツリストにも目を運んでくださいね!
僕も使えるものは、積極的に取り入れていくつもりです。
その下、右上からインナーチューブ上に取付ける「ピストンメタル」
アウター側に打ち込む「スライドメタル」、メタルとオイルシールの間に入っている「ワッシャー」
左上はトップキャップのO-Ring、ダストシール、一番下が今回の主役「オイルシール」です。
手始めに、中のオイルを抜く訳ですが、効率的なやり方は過去ログにありますので、オイルの抜き方・入れ方は前もって読んでおいてください。もちろんサービスマニュアルもよく読んでくださいね。
とりあえずオイルを抜いたら、ダストシールとフォークアウターの間に少しだけ「マイナスドライバー」を差し込み、シールが浮いてきたら指に力を入れ、ダストシールをアクスル側へと押し下げます。

続いて、フォークを逆さまに持ってアウターチューブ内側の「サークリップ」を外します。
サークリップ外しに便利な、「先曲げニードルピン」が無かったら、「精密ドライバー・マイナス」を代用して、インナーチューブを傷つけないよう「クリップの合口付近」にツールを引っ掛け、端の部分からスルリと外します。
サークリップが外れたら、インナーチューブを傷つけないよう「ピストンリング」を外す要領でインナーから抜き取ります。
クリップが外れたら、マニュアルどおり「インナーとアウターを両手で持ち、底当てまで2~3回勢いよく引き抜くこと」で、シール・メタル類が外れてきます。
外れたら、インナーチューブ上端の「ピストンメタル」の合口から、これまたピストンリングを取る要領で外します。そしたら、スライドメタル・ワッシャー・オイルシール・ダストシールと外します。
ダストシールは「破れや捲り上がり」が無ければ再利用可能ですが、長く使ってブレーキの粉などが強く付着しているようなら、交換した方が良いでしょうね。
サークリップやワッシャーも、錆びや傷が入っていなければ基本的には再利用可能です。
それ以外の、メタル・オイルシールは交換部品です。
全ての部品を外したら、アウターチューブは中も外も、パーツクリーナー等でキレイに洗浄します。
インナーチューブは、ストローク部分に「飛び石の傷や錆び」が無いか、素手でさわってチェックします。
もし打痕や錆び(点に近い極小さな錆び)があったら、防錆剤を吹きかけ1000番くらいのペーパーで「チューブに対して横方向」に回転させる要領でペーパーを当てます。
指で触って凸方向に感触が無くなったらOK。
決してストロークと同じ「縦方向」にはペーパーを掛けないよう気をつけてくださいね。
ペーパーを掛けたら、コンパウンド・ピカール等で磨いてピカピカになるまで修正します。
ピカピカになったら、乾いたウエスで更に磨きをかけ、最後にコンパウンドの粉をパーツクリーナーよく洗い流したら修正は完了。
でも、あんまりヒドイ錆びは、取り返しがつかなくなる前に潔く交換してくださいよ!
次にピストンメタルが治まる部分にもペーパーを掛けます。
これは段つきをRにするのではなく、あくまで「バリ取り」程度にしてください。
ここのピン角は鋭くて手もオイルシールも切りやすいのですが、念入りにやり過ぎて角が丸くなるまで行う必要はありません。こちらも最後はクリーナーでキレイに洗い流して下さい。

そしたら今度は、この部分にビニールを被せるか「絶縁テープ」等を巻きつけ、ピン角を保護します。
保護した部分に、フォークオイルを少量塗布して、次のシール・メタルがスムーズに入るよう一手間掛けます。
同じように、組み込むメタルやワッシャーにも少量のオイルを塗布し、シール類にはリップにグリスを塗っておきます。

そうしたら、ダストシール・オイルシール・ワッシャー・スライドメタルの順にインナーチューブへと組み込みます。組み込む順番をもう1度確かめたら、ビニール・テープを剥がして、ピストンメタルを組み付けます。
この時、フォークのメタル受け部分に「テープの糊や、ビニールの切れ端」が付いていない事を確認します。
さて、これから「スライドメタル」をアウターチューブに打ち着ける訳ですが、ここで私のオリジナルツールの登場です。

といっても、近所のホームセンターで売っている「塩化ビニール管」を切っただけ(笑
それをホースバンドで巻いて、少し径の大きな「鉄のクランプ」で締めてウエイト代わりにしてるんです。
このクランプも、ホームセンターで鉄パイプをクランプする為の物で、先ほどの塩ビ管とあわせて、約1200円!
専用シールドライバーも持っていますが、過去10数回のシール交換にはコレを用いて行っています。

その塩ビ管をスライドメタルとワッシャーの間に入れ、10数cmほど離した所から、勢いつけて振り下ろせば、ものの3、4回でアウターに完全に打ち込めた音がします。
(始めはコツン・コツン・・・という鈍い音から、「パキンッ」という金属質な音がしたらOKです。)
たまに「シールが最後まで打ち込めず、プラハンで叩きまくってようやく入った。」という話を聞きますが、これはたぶん、この「スライドメタルから」打ち込まず、「オイルシールごと打ち込んでしまった」からだと思われます。
マニュアルどおり・・・というか通常のメンテ手順どおり『スライドメタル』を打ち込んだ後に、オイルシールを打ち込めば、このような簡単なツールでも、意外と楽に打ち込む事が可能です。

と言う事で、メタルを打ち込んだらワッシャーを置き、オイルシールがアウターに
対して水平になっているのを確認し、先程と同じように塩ビ管をセットして、ウエイトごとスライドさせシールを打ち込みます。
オイルシールが「完全に打ち込めた」かどうかを確認するのは、初めに外した「クリップ」の溝がアウターの内側に見えてきたらもうすぐ・・・そして、溝が完全にシールの上に位置し、クリップがパチリと入ればOKです。

あとはダストシールをはめ込んだら、シール交換は完成。
のこるオイル注入の手順は、過去の「メンテ曜日:フォークオイル交換」の項を読んで下さい。
http://sus441.ikamaika.net/d2007-04-14.html
ここで、今回使った塩ビ管の加工方法などを紹介します。

塩ビ管は、内径30mmの物を用意します。
DIY店では短かく切った物も置いてますので、50mmくらいあれば十分でしょう。
それをノコギリで縦に半分に割ります。

そうしたら、割った所はもちろんのこと、打ち込み側の「内側の面取り」を十分に行います。

KSRのオイルシールは、内側のリップ部が意外と立っているので面取りを行わないと、
オイルシールをダメにしてしまいます。割った片方をあてて見てリップに干渉しなければ良いでしょう。

ホースバンドも、DIY店の水道周り・園芸コーナーなどに安く売っている物で十分です。
ウエイトは、やや大型のDIY店じゃないと見つけ難いかもしれません。
ボルト・ネジ置き場、金属部品コーナー、足場備品コーナーなど、鉄のパイプをクランプさせる物であれば、画像の物と同じじゃなくても、代用可能だと思いますよ。
年をとって硬くなった頭をよ~く働かせて、GOODな物を見つけて下さい(笑
そうそう、この原稿を書いている最中に別件でDIY店に行ったら、段付きの塩ビ管がありました。
塩ビ管の内側に差し込むタイプですので、これだとウエイトが下にズレ込むことは無いでしょうね。
頭を使って、根気よく探せば、僕が作ったものよりもっと良い物があるかもしれません!

タイヤ交換の時もそうですが、なにも高額な「ビードブレーカー」を購入しなくとも、耳は落ちるんです。
年をとって、ある程度フトコロに余裕があると、スグ安易に「高価な専用ツール」を購入する事ばかり考えてしまいがちですが、子供の頃・・・牛乳パックや割り箸でオモチャを創造した時のようなヒラメキを持って、趣味のミニバイクに打ち込めたら、「これがなきゃ○○が出来ない・・・・」 と思ってる事も、案外簡単なDIYツールで作業できるかもしれませんよ。
ただし、専用ツールが必要な所は「ある程度、整備知識がある人」が行う事が前提となっています。
安易に「力任せ」の整備では、取り外したものの「破損」してしまっては、元も粉もありません。
アイデアツールを作るとき同様、よ~く構造を理解してから取り掛かってくださいね。 ではでは。
Posted by #441 at 02:34│Comments(0)
│KSR-2


